all things must pass

記録と備忘録による自己同一性の維持を目的とするものです。

1/12 デリー

銀座のデリーではなく、一国の首都のデリーの方(銀座の方は年末に行った)。

インディラガンジー国際空港に昨日の夕方18時について、タクシーがどうにもやばそうなのでメトロを乗り継いで、駅降りた後も迷ってホテルに入ったのは21時ごろ。

それから友達と待ち合わせて、飯食って、寝て、時差ボケで早朝おきて、ネットして、体操して、シャワー浴びて、現在。

 

いろいろと強烈。まずは周りが全部敵にみえる。こっちも鬼のような顔をしてたらしい。隙を見せたらやられる! とか思ってたしね。

そしてメシを食っているときに友人に言われる。いきなりメトロ乗るかね?って。

密室よりはいいじゃない、タクシーの運ちゃんと場合によっては言い争いをするのって、結構しんどいよ。だったら全部自分の責任で乗り切る方がスッキリしてるぜ。

 

とは言え、友人に会うまでにインドの優しさにもふれてはいたのだ。

自分でやったるわ、と乗ったメトロ。その駅を降りた後がホントにいきなりインドの住宅地で、相当ビビり、そして迷った。いざという時にスマホが電波をつかみ損ねる…。とは言えここまで来ちゃったんだからもう引っ込みはつかない。

インドの夜は素直に暗い。その暗い住宅地をうろつき、どう考えてもここの筈なんだがという通りにたどり着くまでに20分。その通りを一往復してまだ見つからず、一回途方に暮れてみるかと思ったそのとき、玄関先に椅子を置いて座っていたおじいさんが、

「one eight two, right?」と声をかけてくれた。そう、それです、その地番です。今までに迷うtourlist を何人か見てきたのかな。

「yes, I’m searching for.」と答えると、

「left side of this street, overthere」とか、そう教えてくれたのでした。Thaaaaaaanks!

お礼を述べて、信じて進んでいくと、地番のプレートと共に確かにホテルがありました。鉄の柵が閉じられ、特に看板に明かりが灯っている訳でもない建物は、信じる力がないと通り過ぎてしまっても何の不思議もない。あのおじいさんがワタシに信じる力をくれたのです。いや、マジで。

 

その後の友人とのメシであったので、ひどい顔だったとしてもおじいさん分はましになってたはずなんですがね。つうことはおじいさん前はもっとひどい顔をしてた訳で、l、それに声をかけてくれたのには本当に頭が下がります。

 

 

 

食事の後、部屋に戻って心拍計をみてみたら、普段の3割り増しで生きてましたよ。

生きてるだけで有酸素運動です。 

数字は正直だなあ。

 

 

続く。