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記録と備忘録による自己同一性の維持を目的とするものです。

1/14 ラジニカーント 最新作PETTA を Saket の SELECT CITYWALK で見る

旅行の主たる目的を達したので、あとは流れのままに。

 

ということで、昼間は今逗留しているSaketという街のSELECT CITYWALKという超巨大ショッピングモールに繰り出すことにする。

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ちなみにDehliとSaketの関係は、前者を東京都だとすると後者は区とみれば良いか。包含関係および面積対比だとそういう気分だろう(但し行政単位はアサインされてないと思う)。なので歩いて移動というのはない。ちょっと行こかとなっても基本はuberでの移動だ。

体験した範囲の交通事情のアレコレは稿を改めるけど、タクシー、ましてやリクシャーなどはネイティブと交渉できる人たちの乗り物であって、お互い拙い英語でやり取りをするならuberに限るとは現地で集合した「インド先輩」の友人の弁で、それについては100%同意。今のところ嫌な思いは一切なし(交通事情が怖いというのは別にして)。uber 以前にインドに来てた人は大変だったろうなと思いますですよ*1

 

ともあれ、そうしてuber を使ってにSELECT CITYWALKに赴いたのは午後の一時。フードコートで本物のミールスを食べ(味は本物、そして塩っぱさも本物…)、そのあと五時間お買い物クエストをモール内で繰り広げる。インドお買い物事情についてはこれまた別途書き残すとして、ここではインド的な接客(と言うか商品プッシュ)のうまさについては我々はもっと真剣に考えるべきだと思うとだけ記しておく*2

 

戦い済んで日が暮れて、こんなに買い物袋を持ったのは(バブル真っ盛り以来の)30年近くぶりだ、と年のバレる(いや、同行者には周知なんですが)感想を述べずにはいられないほどの袋を抱えて撤収。もちろんuberで。

 

そして拠点に戻ってからのおくつろぎタイムに、誰かが爆弾を投げ込んだのでした。せっかくのインドなんだから映画館で映画見たい、と。

拠点すぐそばの映画館ではRobot 2.0をやってる、これはクソ映画らしい、最後近くでラジニカーントがCGで(!)ちょっとだけ出てくるらしい、どうせラジニカーントを見るなら主演最新作がいいんじゃないか。そしてトレイラーをみんなで見る。

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全く分からん。これは現物を観るしかないのではないか*3

そのようにして、買い物で壊れたワタクシ共は再びSELECT CITYWALKに赴くことにしたのだった。ラジニカーントの最新作、PETTAを観るために。もちろんuberで。

 

映画の開始は21:50。そして映画の尺は172分。前には他作のトレイラーも商品宣伝も入るだろうし、途中には休憩もある。終わったら一時過ぎるのか…。

気合いを入れて観るしかない。何しろヒンディーonly、英語字幕なし、feel, don’t think じゃなくてfeel and thinkを三時間やるのだから。

 

おお、なるほど、ふむふむ、ほほう、ええっ?、うぉぉ、ははーん、うーむ、いえー。

大体は了解。ストーリー上の枝葉に不明点はいくつかあれど、その大半はラジニカーントの魅力を120%伝えるための演出優先の結果だろうということで、あまり気にしても仕方がないかと思う。

のだけれども、仇を倒した後のどんでん返しのところがよくわかんないのだった。ここは台詞オリエンテッドなシーンだったので。それで戻ってwikipedia を見て、最後の展開を知ることができたのだけど、これって日本的な感覚からするとラジニカーントがブラック化したように見えてしまうのだけど、そこはインド的にはokなのだろうか。インド文化に詳しい人に聞かねばならない宿題が増えてしまった。

 

とはいえsuper star ラジニカーント(自分で名乗ってるのだから)、言葉がわかんなくてもすごく盛り上がる。英語でいいから字幕があればもっとよかった。どこかで字幕付きを再見しようと思う。

それから、義理と、血縁と、それに基づく復讐というのは物語の基本的な仕掛けなんだなあと再確認。復讐譚の魅力というのは確かに抗い難いところがある。

ただ、最近の日本では、義理と、血縁と、復讐の話が極端に減ってきている。これは豊かになった結果として新たな社会がステージに移行しつつあるということなのか、それとも根元的なモチーフを維持できないほど我々は薄くなりつつあるということなのか。

 

結局、日本のことを考えてしまっているのがおかしいね。

 

 

 

*1:空港からの移動にuberを使わなかったことについても別稿で言い訳します。

*2:攻守両面で参考になりました。授業料も払いましたとも。ええ、不満はございませんよ。でもね。

*3:wikipedia で見ると大筋わかっちゃいますな。誰も理性が働いてなかったのですな。バブル的買い物というのは人を馬鹿にするという証左ですな。