all things must pass

記録と備忘録による自己同一性の維持を目的とするものです。

1/16 鬼門はデリー空港

正式名称、インディラ・ガンジー国際空港、ここが今回の旅行でのワーストプレイスだった。

 

面倒なのがウロウロしてるので落ち着いて判断できず、結局メトロに乗ることになった入国時。

あれやこれやを乗り切って通関も済ませ、ラウンジに入る前のほっと一息抜いたタイミングに、免税店の押し売りに足を掴まれる*1出国時。

 

いやね、入国時はインド慣れさせるために敢えて殺菌、清潔化をしないという考えはあるかもしれない。ここでやられるようじゃその先は厳しいぜ、という一周まわった親切心と捉えてもいいかもしれない。

しかし出国時のはホントに分からない。残ってるルピーを全部吐き出せ、と言うのは別に変な話じゃない。でも、押し売りまがいの物売りをおいてるのを容認してると言うのはどういう理屈なのか。

 

でも少しの時間ではあるけどインドに触れてみた身としては、きっと理屈じゃないんだろうな、という気がするのも事実だ。色々あるのは当たり前だ、自分で考えな、当然だろ、という基本線があるのだろう。確かにそう考えないと、貧富の差も、民族の違いも、風土も、歴史もバラバラのインドをまとめていくことはできないのだと思う。全員を救って、平均値を作る事に汲々としてられないのだ。

 

ということで、イラッとしつつも、最後まで一貫してインドだったなあと言う思いでと共に帰途につきます。

 

インディラ・ガンジー国際空港でお土産を買おうという人は、免税店ゾーンはボッタだという事をお忘れなく(そこで買うかどうかはご判断次第)。普通の消え物のお土産なら、その裏の通りの本屋兼お土産物やがイイですぜ。なんと言ってもボッタ店の1/2から1/5の価格です。

買い比べてみた私がいうのだから本当ですよ?

(日本のお土産物の感覚で望んで)3000ルピーくらい無駄にしたのは、ここだけの秘密です。

 

*1:ほとんど詐欺まがいのディスカウント商法とか、よく通関あとのゾーンで商売させてるなと思う。理解しがたい