septiembreokbj’s blog

こどもに伝えることの草稿もしくは記録

2017/07/11

中国VPN問題とちがって、こっちはいきなりわらう話じゃ無いな。
エエッていうのと、多分この人は権力を取ることは無いだろうなというのと、この人の発言のお陰でやっと絵柄が見えて来たという3点についての備忘録。...何かスゴク長くなってしまった。
 
 
まずはエエッていうのから。「その他戦力」にヒトラーユーゲントを入れるの?正規軍じゃないという意味の「その他」なんだから、普通パラミリを想定するわけで、第三帝国ネタなら武装SSかSAを出すべき。ここはきっとネットの一部で話題になるポイントだね。あり得ん。もっと常識有るかと思ってた、この人。
 
 
権力を取ることは無いなというのは、3番目のポイントの絵柄が見えて来たってのと通じている部分もあるのだけど、まずは相変わらず背中から撃つのが好きだなあ、ということに大いに感銘を受けた。それとも意図せざる物言いなのかね、これは。もしそうなら、なおのこと権力からは遠いなあ。何しろ、後ろから撃つ奴と付き合って行きたいとは思わないな。そういうのを人望が無いという。
 
 
そして最大のポイントである、絵柄が見えた件。現在の自民党総裁の考えているところが漸く腑に落ちました。彼は憲法改正を行うこと自体が目的なんだね。そういう気持ちにワタシはなりました。だから、なるべく議論が発散しないような、まあその範囲ならとみんなが妥協しそうなところを狙って来てるのかな、と。
 
同じ敗戦国であるドイツは憲法改正を60回もやってるのに、日本国は0回。日々発展(※)し、刻々と様相が変わる歴史の渦中に身を置く存在に硬直した箇所があるのは弱み(他者につけ込まれる箇所)に他ならない、というのは現実主義者である彼(そう、彼の特長はお坊ちゃまでありつつ、リアリストである事なのです)の考えそうなことではあります。
※歴史が発展というとちょっとアレっぽいか。じゃ進化で。時間の増大と共に複雑度が増す様のことですね。
 
とすれば/であるので、本邦に横溢している日本国憲法は神聖にして侵すべからざるものであるという 空気 を除すために(はい、本邦では右から左まで、みんな空気がダイスキです)、アレ変えられますよ、という事実を残すことを彼は目論んだのだろう、今回の石破さんインタビューを通じてそのように思いましたですよ、ハイ。彼は議論がしたくないんじゃなくて、そこに本丸がない、そんな事よりも、さっさと揉めずに憲法改正だ、というのが何だか透けてきたな、と。うーん、彼っぽい。みんなは知らねど、ボクはスッキリした。
 
まあ確かに憲法改正がすべてダメ、というのは単なる思考停止だし、利敵行為に他ならないと思いますよ。だからと言って、ちゃんと議論はすべき。党内議論でも、国民的議論でも。それはもう、極めて当たり前の話で、石破さんの言ってることはある階層においては真。でも自民党総裁はそれとは異なる次元でのゲームを想定している様に読める。あんまり言いたく無いけど、そういう見通しが政治家のレベルなのであって、石破さんはどこまで行っても整合性の則を越えられないなあという気持ちになった。あー、ワイマール憲法を停止せよ、とか、決してそういう話をしてるのではないので誤解の無いように。でもね、公益を最大化するために何をすべきか、そのために何を妥協し、何を進めるべきか、という判断のレベルでいうと、石破さんは全然届いて無い。彼はいつも手続きの話を延々としてて、違う職業の方が向いていたんだろうなという気持ちになっちゃう。県庁職員とかね。
 
 
そして長々としたこの備忘録のオチは、安部さんと対決する唯一の方法は、彼が政治家として非常に老獪かつレベルが高いことを素直に認めた上で、彼が思っている公益とは何かを率直に問うことだと思ったということ。なんという着地点。でも筋論ありきや、ポジションありきでは、多分彼とはすれ違うだけだよ。自民党内から彼の背中を刺そうと思っている人も、左の人も、彼の価値のコアを問うべき。
逃げるって?逃がさずに応えさせるための戦術を考えるのが政治家というものじゃないの。デモをいくらやっても何も変わらないよ。
 
 
という真っ当(?)な話ではなく与太話をちょっとだけ追記。
石破さんのやっていることは議論の王道をやろうということでもあるけど、それは上手く進めないと発散して憲法改正にこぎ着けられないことになる。そうすると神話はますます強化され、日本は状況に合わせてトランスフォームする能力をいつまで経っても獲得できないことになる。さて、そこまで石破さんは考えてるのだろうか?議論を突き詰めていく中で、話が発散したとしたら、彼はそのときどんな顔をするのだろうか?
仕方ないね、なのか。それとも若しや、してやったり、だったりするのだろうか。まさか...。

 

2017/08/08 追記

ああ、やっぱり、という1ヶ月でした。完全終了です。

 

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