all things must pass

記録と備忘録による自己同一性の維持を目的とするものです。

12/上旬 久しぶりに外れホテル(ビジホ)だったので、怨嗟の記録。

大井町のヴィアインに泊まった時のメモ。

 

何しろ廊下の声が良く聞こえる。
客筋が悪いのか、12時近くになって団体の酔客が大声でやりとりしてるのがよくわかる。

壁や扉の防音機能がないんだから団体で予約がはいったら、部屋を分けてアサインするなどの智恵を使えばよいのだが、そういう事に対する想像力がない。
想像力がないといえばチェックイン待ちの大行列もそうだ。
22時ごろにチェックインしたのだが、4つ受付があいているにも関わらず20人近い行列ができている。つまり処理するスピードよりも到着する人数の方が多いのだ。
なぜ行列ができるのか、分析をする頭がないのだな。
そのような惨状に直面しているフロントスタッフの態度は慇懃無礼。すばらしい、実にJR-WEST的だ。運営会社は当然別資本なんだろうが、JR-WESTで出会う官僚的な「サービス」と同じ感じなのが面白い。そういう態度になるような要件やスタンスを、WESTは運営会社に対してインプットしているのだろうか。実に興味深い相似性だった。

ベッドはとても安い感じ。この底つき感は久しぶり。一泊当たりのコストをミニマムにするという事に全力を振り絞った結果、宿とは何なのかという本質が遠のいている。
これはアメニティについても同様。APAの爪のアカでも煎じて飲むがいい。


ここまで書いてなるほどと気がついた。これはJR-WESTと同じだ。旅客業とは何かを忘れて統制と経費削減に血道を上げるあの感じだ。ちゃんとJR-WESTの文化に揃えられているのだな。


結論。
ヴィアインはどこで泊まってもがっかりするのだが(だから最後まで空いているのだが)、それはこの大井町でも全く同じ。
JR系でもEASTがやっているメッツなんかはそんな事はないのであって、鉄道会社だからマズイという事ではないのだ。JR-WESTの何かがそうさせているのだなあと納得がいったのは収穫だが*1、だからといってこの「損をした気持ち」は消えることはないのであった。

*1:日勤教育って本当に根深いのかもなあと思いましたことよ。あれは原因じゃなくて、アレをやらなきゃならないという組織のDNAがあるのですね。だからきっとWESTはまた何かをやらかしますわ。これは直感というよりも直観。ほっとにべったりとWESTの刻印があったなあと。